明るい豊かな淡路島づくりを目指す社団法人淡路青年会議所の歴史と現在の活動を紹介すると共に、淡路島のまちづくりに関する情報を発信しています。

Make evolution!〜我々の進化がまちを進化させる〜
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社団法人
淡路青年会議所

〒656-0013
兵庫県洲本市下加茂1丁目
1番86号 辰岡ビル2F

TEL:0799-22-6611
FAX:0799-22-6626
info@awaji-jc.or.jp

理事長所信

所信

はじめに

1963年、社団法人淡路青年会議所は全国で237番目の青年会議所として創設されました。今日まで多くの先輩方が受け継いでこられたJC運動の意義や目的、想いや情熱といったものは、絶対に絶やすことなく次の時代へ引き継がなければなりません。しかし、その想いや目的を具現化する手法や手段は時代によって変えていくべきであると考えます。本年度は、それぞれの考え方や価値観で捉えられないよう、「変えるべきもの」と「変えてはならないもの」について積極的に議論を行い、組織としての哲学をしっかりと身に付けたいと考えます。勇気と信念を持って身に付けた哲学を行動に移せた時、我々は進化を遂げるのです。

Jayceeとして

青年会議所は20歳から40歳までの青年の団体であり、単年度制により様々な役職を通じて多くのことを学び、経験します。しかし、多様化する時代の中で青年会議所というカテゴリーが、時に他の様式に一致しないのも事実であります。我々は未熟であることを認識し、学び続けなければいけません。各々において社会の中でリーダーとして存在する為に、より多くの人と関わり見識を深める必要があると考えます。会員相互の修練はもちろんのこと、我々の身近に存在する先輩方から学び、家族に理解いただき、他LOMの方々とも接し、Jayceeの輪をより大きなものにしていきたいと考えます。我々は青年として他と関わることにより、自己スキルを認識します。そして、自分自身と戦い成長することで、大志を実現できる青年会議所になると確信いたします。

市民主導のまちづくり

2006年12月、小泉政権において国と地方との役割分担を見直すと共に、国の関与と補助金の廃止や縮小を図る目的で、地方分権改革推進法が成立しました。その基本理念は、地方自治体の自主性及び自立性を高めることによって、地方の自治体が自らの判断と責任において行政を運営することです。そして、この法律の目的は個性豊かで活力に満ちた地域社会の実現を図ることです。地方自治の基本は住民自治であり、それはつまり住民自らが自分たちの住む地域のことを考え、自らの手で治めていくこということです。その為には、市民のまちづくりに対する意識高揚が必要であり、「他人任せ」、「無関心」、「無責任」という意識が市民に蔓延している時代だからこそ、地域に住む市民一人ひとりが関わる市民主導のまちづくりが求められていると感じます。しかし、市民が地域の問題や課題を行政に発信する場はあっても、その参加者は偏っており、大多数の市民は意見を述べることも出来ず、おきざりになったままであります。本年度は、我々青年会議所の立場を生かし参加者を特定せず、地域や行政が抱えている問題点等を積極的に議論し合う機会を作りたいと考えます。そして、市民自身がまちづくりについて考えることの意義を伝え、無責任主義の風潮からの脱却を図り、理想とする市民主導のまちづくりを実現してまいりたいと考えます。

地域の絆の大切さ

いつの時代でも元気一杯の子どもの存在は、まちに活力を与えてくれます。子どもは成長過程において、親や友達、そして地域の大人等といった多くの人と出逢い、ふれあいながら育ちます。そこで子どもは様々なことを学び、社会性や協調性を身に付け、また、思いやりや信頼する心を育みます。私は、淡路島の子どもたちがそんな環境の中で愛情一杯に育まれ、思いやり溢れる心豊かな人として成長することを願ってやみません。しかしながら、現在の子どもたちはどうでしょうか。子どもたちの成長過程において欠かすことの出来ない家庭内の環境は変わってしまい、また、地域との繋がりも希薄化してきております。そこで我々は、今一度、子どもたちの成長の基盤の一つである地域のあり方を見つめ直し、子どもたちの周囲を取り巻く大人に「子どもたちは地域で育てる」という意識を持っていただきたいと考えます。その為には、地域の大人が子どもたちと共に協力し、努力し、一つの目標を達成する感動を味わうことが必要であると考えます。大人と子どもの絆が地域の絆を生み出し、その絆がよりよい地域を構築するものと確信いたします。

公益法人制度改革

2008年12月、新公益法人制度が施行されました。この制度により、すべての社団法人は2013年11月までの移行期間のうちに、公益社団法人、一般社団法人、解散かのいずれかの選択を迫られております。そのような中、我々のLOMにおいては、一昨年から公益法人制度改革についての調査・研究、また、メンバーに向けた勉強会を行ってまいりました。この改正において公益社団法人格を取得する場合には、活動内容や会計内容に対して高い基準が設けられております。そして公益社団法人格取得後も公益目的事業支出が全支出の50%以上であること等といった同様の規制がかかります。ただし、その一方では公益社団法人格を取得することで社会的な信用が高まり、活動し易くなる等の利点もあります。本年度は、我々の根底の部分である定款から我々の存在意義を考え、我々の活動に歯止めがかからぬようにするにはどの選択がふさわしいのかをしっかりと見極め、メンバー総意の下で組織としての方向性を決めていきたいと考えます。

発信力の増大

会員の減少や会員数の伸び悩みといったことは、全国どこのLOMでも抱えている重大な問題の一つです。そして、社団法人淡路青年会議所も同様にこの問題を抱えております。私が入会した頃は100名を超えていたメンバーも、現在では60名程になっております。今一度、この重大な問題を直視し真剣に取り組んでいかなければ、社団法人淡路青年会議所という組織自体が衰退していきかねません。そしてまた、会員を増やすことは組織の発展に必要であると共に発信力の増大にも繋がります。一人でも多くの同志で我々の想いを広く島民に伝えることが出来るよう、メンバー全員の意思疎通を図りお互いが情報を共有しながら、メンバー一丸となって会員拡大に努めてまいりましょう。

さいごに

先行き不透明な経済状態の中、市民は疲弊し未来への希望を見失いつつあります。今こそ我々が地域のリーダーとして、混沌とした時代を導けるものと信じます。信念を貫き、感動・感謝・勇気・信頼・歓喜等を共に体感し、一年間行動しよう。そして、その一つひとつが自身の更なる成長に繋がり、進化したメンバーが集うことで我々は組織としても更なる進化を遂げることとなるでしょう。そして、淡路島に住む人々に「学び」や「気づき」を実感していただき、我々の最大の目的である「明るい豊かな淡路島の実現」へと歩を進めていくのです。そう、まさに「我々の進化がまちを進化させる」のです。さあ、何事にも臆することなく自信を持って日々邁進してまいりましょう!

基本方針

基本方針

  • 一、調査・研究をしっかりと行い、一丸となり行動しよう。
  • 一、地域の子どもを愛し、絆を育み地域に発信しよう。
  • 一、組織のあり方を徹底的に議論し、方向性を明確にしよう。
  • 一、戦略を立て、メンバー全員で会員拡大を成功させよう。