洲本市・南あわじ市・淡路市が申請したストーリー「『古事記』の冒頭を飾る「国生みの島・淡路」〜古代国家を支えた海人の営み〜」は2016年4月、日本遺産に認定されました。
現存する日本最古の歴史書『古事記』の始まりには、壮大な天地創造の神話のなかで最初に誕生した“特別な島”が淡路島であると記されています。その背景には、新たな時代の幕開けを告げる金属器文化をもたらし、後に塩づくりや巧みな航海術で畿内の王権や都の暮らしを支えた“海人”と呼ばれる海の民の存在がありました。
国生み神話に思いをはせ、古代国家形成を支えた海人の足跡をたどる−。淡路島には今も点在する数々の文化財とともに、悠久の歴史が紡ぎ出したドラマチックなストーリーが色濃く残されています。
淡路青年会議所として、今まで先輩諸兄が日本遺産の認定に尽力されたことより、今年度も事業発展に尽力してまいります。