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日本遺産認定!古事記の冒頭を飾る「国生みの島・淡路」~古代国家を支えた海人(あま)の営み~
平成27年に文化庁によって新設された「日本遺産」に淡路島が認定されるように昨年6月に島内三市と各市教育委員会、兵庫県淡路県民局、一般財団法人淡路島くにうみ協会、一般社団法人淡路島観光協会、そして、一般社団法人淡路青年会議所により淡路島日本遺産委員会を発足し、取り組んで参りました。平成28年度においては『古事記の冒頭を飾る「国生みの島・淡路」~古代国家を支えた海人(あま)の営み~』をタイトルとして申請した結果、この度認定という結果が得られました。
ストーリーでは、壮大な天地創造の国生み神話の中で最初に誕生する“特別な島”が淡路島であり、その背景には、新たな時代の幕開けを告げる金属器文化をもたらし、後に塩づくりや巧みな航海術で畿内の王権や都の暮らしを支えた“海人”と呼ばれる海の民の存在があったこと、そして、畿内の前面に浮かぶ瀬戸内最大の島は、古代国家形成期の中枢を支えた“海人”の歴史を今に伝える島であることを伝えています。
構成文化財としては、「国生み神話」を中心としたストーリーと関連のある、伊弉諾神宮、松帆銅鐸、鳴門海峡とうずしおを始め、31件が選ばれました。
最後に、島内3市でストーリーを共有して「淡路島」として日本遺産認定を受けました。そして、何より国生み神話に由来する「日本のはじまりの地」であるこのストーリーが認定されたことで淡路青年会議所としてここ近年推進してきたことが認められ、非常に嬉しく感じています。今後は設立当初より基本理念として「淡路はひとつ」を掲げて参りました淡路青年会議所は淡路島島民の皆さまがこの「国生みの島・淡路」を誇りに思え、国内外に広く知っていただけるように、「日本遺産」をこれまで以上に推進して参りますので、今後ともご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
文化庁 平成28年度「日本遺産(Japan Heritage)」の認定結果の発表について
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