持続社会開発委員会

委員会名 持続社会開発委員会
役職名 委員長
名前 高田祥平

抱負

ICTやIOTの普及に伴うデジタル化に加えて、新型コロナウイルスにより新たな生活様式を強いられる中、ヒト・モノ・カネの動きだけではなく、価値観そのものが変化する情報化社会となりました。価値観の変革により、住む場所の優位性も薄れ、東京一極集中から地方分散へと流れが変わり、地方の在り方も問われています。淡路島においても、人口減少社会における持続可能な地域のまちづくりについて考えていく必要があります。
一般社団法人淡路青年会議所が「淡路はひとつ」の基本理念のもとに取り組んできた私たちの運動は、今、新たなステージを迎えています。これまで先輩方がそれぞれの時代背景で挑んできたまちづくりに加え、地方が注目される時代を迎えた淡路島には、独自の歴史や伝統、食や産業、「日本遺産」など、強みや魅力が多く存在し、激化する地域間競争に対して、大きなアドバンテージがあり、移住者も増加傾向にあります。それでも、多くの地域で少子高齢化による過疎化が進行している中、淡路島においても、人口減少社会における最適化を図る上で、「淡路島一市」は必要不可欠です。しかしながら、淡路島が一体となる事への島民の不安の声があることも事実です。地域行政が、デジタル化により多様化し複雑化した様々な島民の暮らしに寄り添い、より便利で豊かな社会を目指すためには、島民の不安を排除し、ひとつになる必要があります。今こそ私たちが、時間と距離を超越するための先進的なツールを駆使する術を学ぶことで、淡路島の新たな価値を見出し、官民双方にとって均衡の取れた「持続可能な社会」を目指します。
淡路島が一体となるための橋渡しを私たちが担います。私たちが時代に即した行動で価値を表現し、淡路島民全員で課題解決に取り組むことが、「明るい豊かな淡路島」の実現に繋がると確信しております。